11月3日8時に宮古市からの震災瓦礫を積んだ列車がJR貨物東京ターミナルに到着。コンテナはトラックに積み替えられて処分施設に向かう。
大田区城南島の処分施設に到着。作業中は飛散防止のため天井からミストが流される。また施設入口天井から風が流され、施設の奥で吸引されるため、空気が施設外に漏れないようになっているとのこと。
重機でおおまかな選別をしている様子。しかし、施設入口が開放されたままなので「外に飛散する可能性」を担当部局に指摘し対処を要請した。負圧管理に関しての詳細な情報があれば教えてください。
手作業での選別から機械による破砕・自動選別を経て細かくなった瓦礫を、宮古市で行った作業と同様に縮分し平均化し、放射線量を測定するためのサンプルをつくる。
そのサンプルを鉛で閉鎖した空間に入れて空間線量を測定する。都の発表では、瓦礫を入れる前と入れた後がともに毎時0.028μであり、瓦礫そのものが発する線量はゼロだとしている。
メーターは0.28を指しているが、これは下のダイアルが×0.1に設定されているためとのこと。
最後に施設横の歩道で空間線量を測定。このように実施するというデモンストレーション。まだ作業が始まっていないため、今後の数値をチェックしていくことが大切。
可燃物を焼却する江東区の「東京臨海リサイクルパワー」。残念ながら、ここでの視察は簡単な説明と展示室による説明のみとのことで新たな情報はなし。しっかりと内部を見せて頂きたい。
11月3日の視察はここまで。
次回は私の考える課題について。