震災瓦礫の受け入れが始まった。

11月2日岩手県宮古市で瓦礫を東京に搬出する準備が進められ、本日都内に到着しました。その様子を視察してきましたので報告したいと思いますが、その前に一言。

震災瓦礫については、ツイッターやこのブログで情報発信をしてきましたが、多くの皆様からご意見やご批判を頂いています。多くの方がこの問題に関心をもち、意見を頂戴し感謝しています。しかし、その全てに時間の都合上お答えできておらず申し訳なく感じています。そこで、そのなかでも代表的ないくつかのご意見を考慮して私の考えを述べておきます。

都議会民主党は震災瓦礫の受け入れについて「慎重に検討し」「都民に丁寧に説明をするべき」という立場でした。しかし都は、岩手県宮古市からの受け入れを急遽決定し、丁寧な説明もないまま実施することになりました。ホットスポットが次々にみつかり、放射性物質を含んだ食材が給食に提供され、下水処理施設では高濃度の焼却灰が杜撰に管理されるなど、放射能に対する不安が高まっている(適切な管理ができないでいる)なかで、都民に対する説明もない拙速な実施は問題です。

私が「慎重に検討」が必要だと考えるのは、瓦礫の運搬や破砕・焼却・埋立処分の過程で放射性物質が飛散するなどし、都民の健康に影響を与える可能性があるからです。

逆に言えば、全ての震災瓦礫の受け入れに反対をするものではありません。

放射能の影響を受けていない瓦礫であり、都民の健康に影響を与える処理・処分でなければ、被災地が瓦礫処理で困難な状況に陥っていることは明らかであり、受け入れを拒否する理由はないのです。中央防波堤の使用できる期間が短くなるなど一部課題は残りますが。

今回の受け入れについては、放射能対策について事前の説明を聞いています。その対策でどこまで安全が確保できるのか確認するため視察に行ってきました。

そして安全を確認するためには、「想定外」などということがないように、あらゆる可能性を考慮し批判的にチェックをしていくことが大事だと考えています。

下水処理施設「南部スラッジプラント」の視察(詳細は過去のブログをご覧ください)では、「副委員長のくせに、揚げ足とりばかりをしている」などと委員会で批判を頂きました。彼にとっては揚げ足取りと感じたかもしれません。しかし私は「都民の健康」に影響を与える可能性が僅かでもあれば、厳しくチェックすることが「議員」の「役割」だと考えています。

今回も同様の考えで視察をしました。

一部の方へのお答えにしかなっていないかもしれませんが、今後も情報発信をしていきますので、ぜひ見て下さい。

長文になってしまいました。

報告は次のブログで!

震災瓦礫の受け入れが始まった【その1】へのコメント

  1. より:

    いえ、本当本当にに感謝しております。

    今回の都の決定は、「だまし討ち」のようにしか感じられません。
    誠実さを感じられない限り、疑ってかかるしかありませんので、やながせ議員の姿勢は本当にありがたく感じております。

    今後も「都民の健康」のために厳しい目でチェックしてくださいますよう、よろしくお願い致します。

  2. tomoko より:

    詳しく情報をのせて下さってありがとうございます。
    私は、震災瓦礫の受け入れには基本的に賛成です。被災地だけで処理できないものを東京が手助けできるのであれば、お手伝いするべきなのではないかと思います。私は江東区の海沿いに住んでいますし、処理センターから近いですが、都が検査して処分してくださるのであれば、特に心配はしていません。できる範囲で東京都も協力するべきだと思います。

  3. カサブランカ より:

    やながせさんは自民党都議会から懲罰動議がかけられたそうですね。
    何もしてない人ほど、正しい行動をする人が邪魔なんです。
    東京都民の無関心さが、歯がゆい。
    どうか、負けないで頑張ってください。
    せめて署名活動することで援護します。

    • より:

      懲罰動議?!
      知りませんでした。ひどすぎます。
      やながせさんの活動にいつも感謝しています。

      東京都民ですが、無関心というよりどう動いて、都や国に思いや声を届け表明してゆけばよいのか、やりかたがわかりません。

      署名活動はどのようにスタートさせたらよいのでしょうか。

      別の話になりますが、東京電力料金の値上げなど、断固反対したいです。

  4. 久我 より:

    東京都にやながせ様のような議員がいらっしゃること自体が救いです。リスクの評価無しに瓦礫の受け入れはまだすべきではありません。それにまだ都民に対して説明不足の感が否めません。おそらく、本日のニュースで初めて知ったという方がほとんどではないでしょうか。今後ともチェック及び情報の発信をお願い致します。やながせ様の活動に心から謝意を致します。

  5. 田中宏子 より:

    ほんと、ご苦労さまです。けれども放射性物質の危険がわかっている人たちがtwitterなど
    でいくら反対意見を表明しても都には届きません。反対表明の電話も1500件とか2000件しかかかっていないと環境局ではおっしゃっているそうです。これ以上の瓦礫の搬入を止める為に都民の署名が必要と思います。どうぞ、ネット上で署名できるようにご尽力ください。お願い致します。

  6. ANDOU より:

    本当に長い距離にわたっての追跡調査、ありがとうございます。怖い思いもされたようで、とっても心配でした。本当に感謝しています。でも、本日のツイッターの様々な方の情報を読んでいると、瓦礫受入の件、やはり、私物ガイガー禁止や、トラック、コンテナ周辺はすでに35マイクロシーベルト以上、という情報や、液体漏れて周辺は5.8マイクロシーベルトとか、某記者がガイガーに8.○○とかでてたのに、電卓でなんか計算して、係数をかけて0.087とかに算出してたとか、鉛箱に入れた時や空間線量公表数値は、0.032とかなのに、ターミナル駅線路脇が0.35マイクロシーベルトだった、などの様々な方々のツイッター情報を目にすると、とっても不安です。真相を知りたいです。なぜ私物ガイガー禁止なんでしょうかね?きちんと測定して頂きたいものです。でも、今日のやながせ議員のブログの言葉は、痛く感動しました。志高いですね。尊敬します。都民の健康を犠牲にした経済優先の施策ではなく、都民の健康を守ることを優先するのが本来の政治家の、そして、人間の在り方だと思います。応援してます。引き続き情報、頼りにしてます。少しでも正確な情報があれば、マスクしたりして自分を守ることができたり、自分の体調管理に気をつけることができるというものです。情報の隠ぺいが一番怖いです。引き続き、どうかよろしくお願いします。

  7. ニューマン珠世 より:

    これまで瓦礫の受け入れを反対してきました。
    安全であるという確信が持てなかったからです。
    そして今でも正直とても不安です。

    でも民主党にもやながせさんのような方がおられて、都民と政権の溝を埋めるがごとく都民のために、また党の為に尽力されていることに感謝すると共に、とても感銘を受けています。

    私はやながせさん個人を支持しています。

    どうぞお体に気をつけて、無理をなさらず、今後とも志を全うされますように。

  8. 大事なことは何か? より:

    大変な行動お疲れ様です。議員は貴重な問題提起をされたと思います。行動は極めて大変です。議員の態度表明、拝受致しました。
    測定と啓発に注力という旨かと捉えました。

    >私が「慎重に検討」が必要だと考えるのは、瓦礫の運搬や破砕・焼>却・埋立処分の過程で放射性物質が飛散するなどし、都民の健康に>影響を与える可能性があるからです

    低レベル放射能が人体に与える影響は科学的に解明されておらず、”可能性”は否定できないのは斯界(医学/放射線工学)の一人者達が認める通りであり、おっしゃる通りかと存じます。

    基礎的なことは学びましたが、測定ひとつだけとっても大学の専門建屋の中で非常な時間をかけ(され)ました。処理方法も代表的なものだけをとっても正確に把握するだけでも大変な実験設備、専門家の指導と時間がかかりました。ちょっとお時間がかかりすぎ議員の貴重なお時間がもったいない気が致します。

    科学者との連携をさらにさらに深められると、より早期に処理方法を提起できるのではないかと思います。測定作業は方法を標準化後に大学や第三者機関ではいけないのでしょうか?

    化学的処理方法、防護による方法etc. 都で安全に処理する現実解がない、もひとつの解であり、現地に処理施設あるいは別所へ移動etc.など併用を検討すべきという結論かもしれません。

    都がやはり拙速すぎる点は同感です。知事の心情はとても分かりますけれども。

    しかし被災地のがれき量ですが、東北3県で一様では当然なく、福島県の総量+岩手県の総量<石巻市単体の瓦礫量(放射能の量ではありません。当該市のごみ100年分以上の排出量)、となっており、あの一帯は現状の施設では無理な現状も行った(行動)ため、分かります。なんとかなる方法があれば署名や限界があるにせよ寄付など行動にすぐに出たいのですが‥

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