6月6日に南部スラッジプラントの視察をしてから1ヶ月が経とうとしてますが、その間、関連施設の安全性について確認をしてきました。まだ途中段階ではありますが、その一端をご報告いたします。

(下水処理施設の排ガスの安全性について)
都内12ヶ所の東京都所管の施設で下水汚泥を焼却処分しています。この処理の際に発生し煙突から放出される排ガスが安全かどうか検証しています。一番の方法は「排気ガス」内の放射性物質を測定することですから、この実施を主張してきました。都は当初、「測定方法の検討が必要」とのことでしたが、急きょ定例会代表質問で「測定を実施した結果、放射性物質は不検出」と発表しています。

論点その1
「排ガスの測定は確実な方法でなされているかどうか」
→都の実施した排ガス測定方法は「焼却炉の煙突の排ガスの取り出し口から、吸引ポンプで排ガスを一定量引き抜きまして、固形物やガスを捕捉するため、ろ紙と活性炭を組み合わせて放射性物質を捕集する方法」(答弁)となっています。
→都は学識経験者の助言を受けて、この方法で実施したと述べていますが、ポイントは測定に使用した排ガスの「量」です。都の測定では毎分24リットルで3時間38分吸引したとのこと。
→しかし、国(原子力委員会)が決定した「発電用軽水型原子炉施設における放出放射性物質の測定に関する指針」では、毎分50リットルで1週間採取が必要となっており、他にも指針と都の計測方法は異なる点が多い。
→そこで、都の方法で正確な測定が可能かどうか検証が必要。

論点その2
「周辺環境への影響はないのか」
→都は①排ガス測定の結果と、②処理施設境界線における空間線量の値を根拠に周辺への影響はないとしています。
→しかし、排ガス測定は東部スラッジプラントでのみ実施されたものであり、他施設での実施が早急に必要。また、過去に放出された排ガスに放射性物質が含まれていたかどうかは不明、とのことから施設周辺への影響調査が必要であり、実施するように求めてきました。
→都は、排ガスの測定に関しては他施設においても順次実施していきたいと述べていますが、周辺への影響調査は実施しないと答弁しています。

引き続き検証作業を続けていきますが、多くの有識者の皆さんのご協力によって調査を進めることができています。今後とも情報提供をよろしくお願いします!

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