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2011/06/10

放射性物質に関する緊急要望

ブログ / 放射能と闘う

遅くなりましたが、先週金曜日(6月3日)に都議会民主党が提出した緊急要望について。私も原案の作成者として、吉川副知事への提出に同行し内容を説明してきました。副知事は「しっかり対応したい」と発言。 以下その内容です。

一、都が空間放射線量を測定する箇所を増やすとともに、引き続き計測結果を公開すること。

一、下水汚泥およびその焼却灰の処理に関して、資源化や埋め立てにあたっては、その作業過程において作業員や周辺住民に対して健康被害を及ぼさないように十分配慮すること。また、高濃度の放射性物質が検出された水再生センター及びスラッジプラントについては、周辺環境への影響調査を行いその結果を広く公表すること。同時に、将来の健康被害が生じないように適切に処置をすること。

一、学校給食において、保護者の不安解消に努めるために、各区市町村教育委員会など関係者に、適切な指導と助言を行うこと。なお、東京都が価格及び納入業者を決定している「牛乳」に関しては、その品質の確保のため、納入メーカーや学校給食会に対し、検査の実施など、適切な対応を求めること。

一、都内で栽培された農産物などの放射能の検査を引き続き実施すること。また、都内で流通する農産物など、中央卸売市場において、抜き取り調査を実施するなど、都民の不安解消に向けて、適切に対応すること。

一、都民の率直な疑問にわかりやすく答えるリスクコミュニケーションの場を設けること。また都民に対し、必要以上の不安を与えないよう、正確な情報を提供すること。